2016.06.08
こんにちは!ネジータです!!
6月に突入し梅雨前線も徐々に北上しており、宮城も直に梅雨入りのようです。
ジメジメ天気でも晴れ晴れとした気持ちで仕事に取り組んでいきたいものですね!
今回はパネリードⅡ⁺が採用された木造非住宅の物件を紹介します。
こちらは千葉県野田市のヒューマンメモリー梅郷という霊園の中にある礼拝堂です。
広さは約60坪で学校の教室3つ分ほどの広さです。
中に入るとこのような空間に!
この日はちょうど天気が良く、天井から陽が差し込み、内部の木材と相まって清々しくも穏やかで優しい雰囲気が迎えてくれました。
中央には柱が無くドーム状になっています。
屋根を支える南京玉簾のような組柱が微妙に少しずつ形を変えて変化する「推動」という考え方のデザインをもとに作られているようです。
「相持ち(レシプロカル構造)」という組柱同士が互いにがっちり組み合ってしっかりと建ち、どの1本が欠けても成り立たないということです。
すごい!!
ところでビスはどこに・・・と探していたら…見つけました!!
組柱を構成するための材同士の接合として使用されていました。
やはりパネリードは構造用ビスとしてはもちろん、木の色に隠れるので施工箇所が目立ちにくいという特長もあるので、こういった木を現す物件にも最適のようです。
この礼拝堂は小さな材料である柱1本1本が組立柱を構成し、組立柱が互いに組み合うことによって大きな屋根を支える仕組みで、個人個人の力がひとつの場所に集まり力を合わせるというイメージでデザインされたようです。
ビスも1本1本は非常に小さな材料ですが、それらを組み合わせることで徐々に大きな材料へと変化し建物を作り上げる、そんな当たり前の事を再確認できた礼拝堂でした。
今回使用したのはコチラ♪ パネリードⅡ⁺