2015.01.13
こんにちは!ネジリーナです。
今回は、福島県南相馬市の「みんなの遊び場」をご紹介します。
「みんなの家」プロジェクトでは、被災地の支援活動として「コミュニティの場」を建設してきましたが、被災地の中には、まだまだ外で思うように遊べない状況にあります。
そこで今回、屋内型の「遊び場」をつくることになりました。
コンセプトは「公園の中にある麦わら帽子のような家」。
設計は伊東豊雄さんとクラインダイサムアーキテクツさんです。
屋根は20㎜厚の板をクロスさせながら、9層張りに組んでいきます。
写真は3層目の作業中。
1層づつ「コンフィット」で留め付け、最終的に9層を一気に「パネリード」で固定します。
下から見上げるとどんなふうに組まれているかわかります。
屋内でありながら、走り回ったり、よじ登ったりできる、公園のような場になるそうですよ。
完成が楽しみですね。
子どもたちやご家族の方が笑顔で集う場となることを願っています。