2014.12.15
こんにちは!ネジータです!!
以前、東日本大震災によって被災した東北地域の復興支援を一環とする、『カナダ-東北復興プロジェクト』第1弾、宮城県名取市閖上の「ゆりあげ港朝市」をご紹介しましたが、続いて今回はその第4弾となる、福島県いわき市に建設中の障害児者支援センター「エリコ」の見学に行ってきました。
来年の1月完成予定のこの施設は、木造平屋建て、延床面積が438㎡の在来工法によって建てられます。
構造材にはJAS認定取得のカナダツガ(150角)をはじめ、SPF材、OSB合板、ウエスタンレッドシダー材やメープル等の木材が使用され、木造建築ならではの温もりのある空間が感じられるとのこと。
カナダ産の木材をふんだんに使用。
当社のビスも使用されています!
150角のカナダツガを抱き合わせた柱-柱の接合と、同材を重ね梁とした際の接合に7mm径パネリードDP(L=230)が、また、つなぎ梁の接合として10mm径パネリードX(L=290)が、それぞれ活躍しています!
ちなみにこの新しく建設される障害児者支援施設の名称の由来ですが、旧約聖書に記される“約束の地”にある難攻不落の町“エリコ”にちなみ、東日本大震災の復興のシンボルになるようにという思いが込められており、津波や福島第一原子力発電所の事故により避難生活を余儀なくされている障害児者とその家族を受け入れ、交流の場とすることを目的にしているとか。
避難生活をされている方々にとって、心安らぐ空間となることを祈ります。