2014.08.28
こんにちは!ネジリーナです。
先月、鹿児島県の山佐木材さん内の建設現場を見学させていただきました。
幅18m、奥行き20mの大きな建物で、木材の加工場になるのだそうです。
使用しているのは1本18mの梁! 建物の内部に柱はありません。
外見からは木材のみで組んでいるように見えますが、実はこれ集成材の中に鉄筋が入っているのです!
この特殊な材料の名前は「SAMURAI」といいます。とても強そうですね。
鹿児島大学の塩屋教授と山佐木材さんが共同で開発した材料で、「鉄筋コンクリートのコンクリート部分を木に置き換えたら・・・」という発想から生まれたそうです。
木材だけではできない高い剛性を実現できるそうです。
完成写真です。(提供:山佐木材株式会社様)
木材利用の可能性を広げるため、このように木材と別の材料を組み合わせることで、お互いを活かせる特殊な材料の開発も進んでいます!