2012.07.20
こんにちは!久々の登場ねじ3号です。
HPのリニューアルに合わせまして、今回から私ねじ3号のブログでも現場の情報なども紹介していきたいと思います。
中尊寺は岩手県磐梯郡平泉町にあり、2011年6月に世界文化遺産に登録された寺院です。
この度の東日本大震災により当寺院内も一部損傷を負いました。
そこで、震災の被害を修復するとともに大規模な耐震改修の工事が行われました。
中尊寺本堂の写真です。緑に囲まれる中で悠々と立ちそびえる姿は
さすがは世界遺産という感じですね。
設計施工を手掛けたのは大手ゼネコンの大林組さん。
既存柱の間に「スーパー板壁」という非常に強度の高い壁を取り付けることにより、耐震改修が行われています。
その板壁を留めるのに当社のタルキックが使用されました。
現場に潜入していきました!これがスーパー板壁の写真です。
赤の枠で囲んだ部分がタルキックの使用個所です。
青枠は既存の柱を指しています。
赤枠の部分を拡大した写真です。
頭の大きさが特徴的なタルキックがばっちり使われています。
タルキックは本来ひねり金物の代わりとして使用するビスですが、木材同士を留めつける強度が認められ、工法の一部に採用されました。
もし皆さんの家に当社のビスが使われていたら、世界遺産と同じビスが使われているだなんてちょっとした自慢になるかもしれませんね!
参考:スーパー板壁工法(https://www.obayashi.co.jp/chronicle/database/t116.html)
関連資料:あなたの知らないタルキックの世界
今回使用したのはコチラ♪ タルキックⅡ