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木材利用促進法と新建材 進む木材化への新たな可能性
ビスの性能とは 床鳴りクレームにお困りの方 現場のことを考えて 視点を変えてみる 木材利用促進法と新建材 耐火から見る大型木造
木造建築物の新時代へ

ネジJournal Vol.5では「木材利用促進法と新建材」にて、大型木造の普及が進んできていることを紹介した。
構造的な強度については、木造でも十分に対応できることはお分かり頂けたであろう。
大型木造建築物の普及でもうひとつ大きな課題になっているものが耐火性能である。

まずは、木材自体の耐火性について確認したい。
木材は意外と知られていないが実は耐火性に優れた材料といえる。
この炭化層が内部への燃焼進行を遅らせることができるため、
材料としての強度低下割合は金属に比べて緩やかになるのである。
この特性を活かして必要な耐火性能を確保することも可能となる。

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木材利用促進法と新建材
 
耐える・防ぐ・合わせる

木材が耐火性に優れていると言っても燃えることに変わりないため、何らかの対策は必要となる。対策として有効とされているのは次の3点である。

@燃える量を予め考慮して太い木材で設計する
燃えしろ設計という考え方である。これは前述の木材の炭化する特性を活かした設計方法で、特殊な工夫をする必要は無いが、燃えしろ分材料を大きくしなければいけないのが特徴。

A木材を燃えにくい材料で覆う
メンブレン防火被覆という方法がある。石工ボード等の燃えにくい材料で木材表面を覆ってしまうことで木材が燃えないようにする。耐火性能は高くなるが、木材が表に見えなくなる。

B鉄と木材を併用することでそれぞれの良さを出す
鉄骨内蔵型と呼ばれる方法だ。鉄の強度で構造を負担し、木材部は耐火被覆として役割を果たす。木材の見た目を残しつつ強度も確保できるのだが、製造が複雑になってしまう。

この他にも各研究機関やゼネコンなどでは、これらに更に工夫を加えた新しい材料の開発が進められている。
@に薬剤を注入し木材の耐火性能を向上したものや
Aに仕上げ材として更に木材で覆い木材の表しにするといったようなものだ。

このように、それぞれの材料の特性を生かした様々な策が講じられている。

 
国を挙げた取組み

耐火性能向上を目的とした取組みとしては、材料単体だけでなく国を挙げた大規模な防火実験も行われている。
実物大の3階建ての木材校舎を建設し実際に建物を燃やしたというものだ。
実際の延炎状況を詳しく検証し、構造物として耐火性能を高めるため手法が研究されている。
実験は2年で3回に渡って行われ、それらの結果を基に建築基準法の改正内容が検討された。

平成26年5月に建築基準法の改正案が衆院本会議で可決、成立した。
これにより、これまでネックとされてきた大型木造の防火に関する規制が緩和され、大型木造の可能性が広がる形となりそうだ。
建築基準法の改正は平成27年7月に施行される予定となっている。

国を挙げた大規模な防火実験

このように法制度の変更を含めて対応していることなど、大型木造建築への期待の高さが伺える。
防火や工法に限らず様々な方面で今後ますます大型木造の新たな技術が生み出されていくだろう。

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